世界中で愛されるミニチュアシュナウザー
ドイツで誕生したミニチュアシュナウザーは、フサフサした眉毛と口髭のような毛が特徴の小型犬です。スタンダードシュナウザーにプードルなどを交配させて誕生したとされています。ミニチュアシュナウザーは利口で落ち着きがあり、家族に情愛が深いことから、「世界最高の家庭犬」と呼ばれています。しつけに苦労することは少ないといわれていますが、だからといってしつけは手を抜いてはいけません。
警戒心の強いミニチュアシュナウザーは社会化訓練必須!
ミニチュアシュナウザーは、生後1カ月から3カ月の間に「社会化期」という、社交性を養う時期を迎えます。好奇心旺盛なこの時期に多くの人や犬、日常の様々な刺激に触れさせることで、成犬になってからの警戒心による吠えや噛みつきを防ぐことができます。
ミニチュアシュナウザーが社会化期を迎えたら、積極的に外に連れ出し、いろんな人や犬と交流させてください。「パピークラス」や「パピーパーティー」という子犬の社会化のためのしつけ教室もあるので、近所で開催されていたらぜひ参加しましょう。
また、インターホンや車の音などに慣れさせることも大切です。
社会化期はしつけに最適な時期でもあります。将来トリミング時に困らないよう、足元や口元、口の中など、ミニチュアシュナウザーが嫌がりやすい部分に普段のコミュニケーションの中で触れてください。無理に触ると嫌な記憶が残ってしまうので、嫌がる場合は少しずつ、たくさん褒めながら触りましょう。
まとめ
ミニチュアシュナウザーは賢くしつけやすいですが、正しいしつけなしではどんな犬でもわがままになってしまいます。ミニチュアシュナウザーをしつけるときは、社会化訓練で社交性を養うことに気をつけてくださいね。愛情を持ってしつければ、ミニチュアシュナウザーは「世界最高の家庭犬」の名にふさわしいすばらしい家族の一員となってくれるでしょう。